看護師の退職理由として、最も多いのが人間関係と言われています。
それに続いて、結婚や出産などの生活環境の変化、スキルアップなどが挙げられます。
今よりも良い環境を目指して転職を考えている人も少なくないでしょう。
けれども、退職理由をそのまま正直に伝えると角が立つ場合もあるので注意が必要です。
看護師として転職を考えた場合、まずは今働いている職場に、退職の理由を伝える必要があります。
具体的な理由がないと、あれこれと引き止められてしまう可能性も高くなります。
人間関係によるストレスが原因であっても、それをストレートには伝えず「体調不良である」「今とは違う分野に興味がでてきた」といったように、必要以上のことは言わない方が無難です。
いつ頃に辞めたいかは、前もって主任や看護部長などと相談しておくといいでしょう。
間際になって急に切り出すと、なかなかスムーズにはいきません。
看護師のような、人材不足の上に責任の重い仕事であれば尚更です。
また、転職の場合は、次の職場にも退職理由を説明しなければなりません。
その際には「スキルアップのため」「成長のため」といった前向きな回答が相手にも好印象を与えます。
看護観の違いが具体的に説明できるなら、それを言ってもいいでしょう。
前の職場の悪口になるようなことは厳禁です。
たとえそれが事実だとしても、言わないようにしましょう。
現在の環境に不満があるなら、転職を考慮する価値は十分にあります。
病院に迷惑がかかるから、他の人に嫌みを言われるのが嫌だからと、我慢するのは自分にとってもよくありません。
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